2017-05-09 第193回国会 参議院 予算委員会 第18号
招致委員会のずさんな計画、これはコンパクト五輪だと思うんですけれども、このずさんな計画は猪瀬元副知事の大罪だ、猪瀬氏が私を攻撃するのは彼自身が組織委員会の会長になれなかった逆恨みではないか。まあすごいですね。しかし、この猪瀬副知事も逆に、元副知事も「東京の敵」という著書を出していまして、この中で森会長のことをめちゃくちゃ批判していますから、この二人はどっちもどっちかなという感じがします。
招致委員会のずさんな計画、これはコンパクト五輪だと思うんですけれども、このずさんな計画は猪瀬元副知事の大罪だ、猪瀬氏が私を攻撃するのは彼自身が組織委員会の会長になれなかった逆恨みではないか。まあすごいですね。しかし、この猪瀬副知事も逆に、元副知事も「東京の敵」という著書を出していまして、この中で森会長のことをめちゃくちゃ批判していますから、この二人はどっちもどっちかなという感じがします。
これ、コンパクト五輪で東京の中心で警備やるのとどんどん会場を遠くに造ってそこで警備をやるのでは、圧倒的にコストは分散化した方が掛かっちゃいます。簡単に言えば、埼玉県警にも警備をお願いしないと霞ケ関は警備ができません。 それから、輸送費ですね。遠くですから、車も人も、これギャラリーも大会運営者も運ばなきゃいけないと。この輸送費の中には、高速道路のオリンピック専用レーンを作るのかどうか。
もうコンパクト五輪で最適ですよね。それで、たくさんのギャラリーが来ます。東京駅、品川駅、羽田空港からそれぞれ車だと十五分ぐらいです。最高のロケーションですよね。 なぜ、もう一番いいところにパブリックコースの東京都所有のゴルフ場があるのに、遠くで暑くてアクセスめちゃくちゃ悪い、これ、大渋滞が起きたら、それを防ぐために首都高の専用レーン作ると言っているんですよ、組織委員会検討しているんです。
その意味で、コンパクト五輪を標榜し、招致に成功した二〇二〇東京オリンピック・パラリンピックですが、施設整備関係費を始め、大会費用が当初予定の三倍、四倍以上と膨張の一途をたどっています。先日も、施設整備予算を小さく見せかけるため、別の局の予算に付け替える言わば会計操作が二百三十二億円にわたって行われていると報じられました。また、東京都の調査チームが競技会場整備見直しの提言を行うと言われています。
コンパクト五輪だといって招致をしたんです。コンパクトじゃ全然なくなって経費は膨大に増えて、二兆、三兆となって、それでIOCと調整が整っちゃったから税金使いますよって、これ、許されるんでしょうか。 ここはきちっとIOCと調整する前に国民に公表する、それをやり遂げるのが国民本位に立ったオリパラ担当大臣の役割じゃないですか。国民に公表するということを言ってくださいよ。あなたの権限でできるんですから。
ですから、こうやって、コンパクト五輪じゃなくて、どんどんどんどん会場を周辺に出すことによって、セキュリティー費も掛かるようになるし、交通費も掛かるようになってくるんですね。ですから、これはどう見ても増えているんですね。 さて、遠藤大臣、コンパクト五輪というのが一つの東京五輪のある意味でポリシーでありました。
オリンピックはコンパクト五輪というのをコンセプトに、できるだけ選手村から近くで競技場があって、選手の移動や観客の移動に負担を掛けないというコンセプトでいろいろ会場の設定も進められました。 さあ、霞ケ関カンツリー倶楽部、都心からめっちゃくちゃ遠いです。私は、一時間といっても、一時間じゃ行かないと思う。というのは、ギャラリーも一緒にどおっと車で行きますからね。
それを受けて、元々東京オリンピックというのは、招致の目玉はコンパクト五輪でした。東京圏の競技会場、ホテルは選手村から八キロ圏内に設置をする、この距離内で新設、仮設、既存施設の会場を二十八提案して、これが認められたんですね。ただ、IOCの方針があるから、この場所を北海道とか、今、愛知からも提案をされていますけど、八キロを大きく超えて、コンパクト五輪は見直すことになりました。
その十か月を使えば、槇さんが言うような、新しく設計からし直して新しいものを造り直す、コンパクト五輪を実現するということも可能だし、あるいはどうしても今のザハ案にこだわってキール方式でやりたいとなっても、でもその工期が約十か月延びますから、屋根も芝生の育成装置も、あるいは可動式のスタジアムもフルスペックで造り上げてオリンピックを迎えることもできるんです。
まず、大臣、オリンピックのレガシーとして残す、コンパクト五輪をやっていく、選手に最高の競技環境をつくる、アクセスも含めて、それを考えたら、どう見ても霞ケ関でやるよりも、私は若洲でやる、まだこれ検討できるんですから、会場。私はこれしかないと思っていますけれども、大臣の考え方をもう一度確認したいと思います。
こういったことで、コストだけを考えて競技会場をどんどんどんどん変更していくというのは、やっぱり私は、東京五輪成功に向けての様々なポリシーがあるわけです、コンパクト五輪とかレガシーの創出とか、そういうものがどんどんどんどん失われて、コスト至上主義になって会場が決まっていくというのは私はちょっと解せない、おかしいと思うんですが、大臣はいかがお考えでしょうか。
それで、例えば今のセーリングでいいますと、国際セーリング連盟の場合は、コンパクト五輪と言っていましたから、選手村から近い距離に会場が来ると思っていたのに、千葉はそんなに遠くないんですけれども、何か話が違うという声が上がっているそうですね。ほかの団体もそういうのがあると聞いております。
東京都は地元の東京でやってほしい、コンパクト五輪目指しているから東京都議会も大賛成だ、これが私が取材した今の客観的状況なんですよ。 さあ、大臣、どう思いますか。大臣として、最高責任者としてこれは検討し直してやっぱり軌道修正しないと、私はゴルフ競技成功できないと思いますが、いかがお考えでしょうか。
それから、東京オリンピックはコンパクト五輪というのを目指しているわけです。できるだけ選手村やプレスセンターから半径八キロ以内で、選手に遠くにまで行くという負担がないように、観客も大変ですから、できるだけ東京湾岸の近いところでやりましょうと、その方がコストも安くなるわけですね。 若洲というのは選手村から僅か四キロ。ゴルフだから歩いても行けるんですよ。ゴルフカートでも行けちゃうんです。
江東区にオリンピック競技施設が集中することになった一つの要因は、やはりコンパクト五輪というコンセプトがあると思います。 東京オリンピック・パラリンピック、これは八五%の競技施設が選手村から半径八キロ圏内に配置をされている。選手村から、競技関係者、大会役員、移動のロスが少なくて、その結果、選手に与える負担も少ない、こういうものである。